このたび、「先天性血小板機能異常症診断基準作成委員会」では、先天性血小板機能異常症として最も重篤な症状を呈する(グランツマン)血小板無力症およびベルナール・スーリエ症候群の診断基準を作成いたしました。これらの疾患は小児慢性特定疾患の対象とはなっておりますが、成人においてはその対象外となることから、生理出血などの繰り返す出血のために頻回の血小板輸血を必要とする患者が存在するにもかかわらず十分な助成が受けられていない状況です。これらの疾患に対し、成人においても指定難病として適切な助成が受けられるようになることを目指し、血小板部会では先天性血小板機能異常症診断基準作成委員会を設置し検討を行ってまいりましたが、この度、診断基準(案)が完成いたしました。
今回、本診断基準案を日本血栓止血学会ホームページに公開し、下記の通りパブリックコメントを募集いたします。皆様からのご意見を頂戴できますようご協力をよろしくお願い申し上げます。
■ 募集期間
2025年 10月 30日~ 11月14日迄
■提出先
E-mailにて、事務局 headquarters@jsth.org までご意見をお寄せください。
一般社団法人 日本血栓止血学会
先天性血小板機能異常症診断基準作成委員会
委員長 柏木浩和
血小板部会長 加藤 恒