世界血栓症デーの啓発活動による「医療者向け」及び「市民向け」の動画配信のお知らせ


血栓止血学会会員 各位、
 
学会では毎年世界血栓症デーの啓発活動の一環として市民公開講座を開催しています。
本年は新型コロナ感染状況を鑑み公開講座の開催を中止しました。
その代わりに「医療者向け http://www.jsth.org/wtd/program.html
及び「市民向け http://www.jsth.org/wtd/lecture_2020.html」に
 
啓発動画を作成し学会ホームページから配信しています。
 
「医療者向け」は「COVID-19 と血栓」と題し、ISTH からの提言の多くに関わっておられる順天堂大学の射場敏明先生に「ISTH からの提言」、国際医療センターの石金正裕先生に「本邦の現状」をお話しいただき、その後討論をしております。COVID-19 の病態理解における内皮の炎症による血栓形成という概念の重要性、また抗凝固療法の位置付け等、示唆に富む内容となっています。ぜひご視聴いただき関係の先生方にお勧めいただければと思います。
 
「市民向け」は下記の内容です。こちらも患者さん等への啓発活動にご利用いただければと思います。
①血栓症ってどんな病気?なぜ血が固まるの?(浜松医大医生理学 浦野哲盟)
②深部静脈血栓症・肺血栓塞栓症(星ヶ丘医療センター血管外科 保田知生)
③癌と血栓症(関西労災病院外科 畑 泰司)
④新型コロナウィルス感染と血栓症(金沢大学病態検査学 森下英理子)
 
以上、よろしくお願いいたします。
 
WTD 担当:森下英理子、浦野哲盟