| 部会長: |
坂田洋一 |
| 副部会長: |
松尾 理 |
| 部会員: |
朝倉英策 一瀬白帝 内山真一郎 浦野哲盟 江口 豊 岡田清孝
北島 勲 櫻井錠冶 馬場光広 窓岩清治 三室 淳 山本晃士 |
活動状況
これまで:昨年、池田先生が会長の第26回日本血栓止血学会において、線溶グループの主催するコンセンサスを得るためのシンポジウムを開かせていただきました。コンセンサスとはやや趣を異にしますが、"線溶"という何となくわけのわからない領域に関わる分子が、どのような生体反応と関連し、臨床的にいかなる意味を持ちうるかを学際的に色々な分野のエキスパートの方に御願いして紹介致しました。白血球エラスターゼと線溶、創傷治癒と線溶、感染症(特にウイルス感染症)と線溶、血管新生と線溶などが具体的なタイトルでした。これ以外にも、最近では神経系と線溶など面白い話題が目白押しではございます。今回の趣旨は、その一端を披露させていただき、一人でも多くの臨床家や基礎研究者にこの領域のおもしろさを解っていただきたいというところにありました。会の終了後、色々な人達の意見を聞かせていただきました。熱き意見もいただき、目論見の幾分かは達せられたかなと小さな胸ポケットにしまわせていただきました。
これから:本年度は新しい年度にはいってすぐに、実際に線溶をなりわいにしていらっしゃる先生方と会合を持ちたいと思います。目的は1.基礎研究の共同研究へ向けてのシステム作りの相談、2.安全で有効な血栓溶解促進剤の開発を祈念してのstrategyの検討と役割分担についての相談などです。
線溶や凝固の検討部会というのは何となくフォーカスが定まりません。しかし、この会を誰かに命令されたり、何かを恣意的に意図するのではなく、研究者層が薄く、これまでバラバラだった日本での研究を、共同で進めることにより、新しいことを創生するチャンスの場としてとらえれば、なかなか面白いことも考えられるのではないかと期待しています。線溶部会は、岡本先生のお言葉をお借りすれば、荒き波の波頭に立って、切り開いていく方の参加を待っています。
血栓溶解部会 部会長 坂田 洋一